の原点

朝陽が昇る横須賀佐島
今を遡る事20年前
ボートオーナーに誘われ、クルーとして船に乗る
都会のサラリーマンとしては別世界だった
やがて我慢が出来なくなり、共同オーナーとして船を買い、毎週末海を楽しんだ
釣りやクルージング、花火見物にマリーナパーティー・・・
ほんとに楽しかった


当時の自分の目指すところはスーパーサラリーマンで、その定義が30才までに家を建て、うちにはメルセデス、週末は携帯を置いて海へ・・・
全て思った通りにした。
外っ面はね
仕事では喉を通らなかった朝御飯も、何故かもりもり食べられた。やっぱり佐島の海は優しい
懐かしい気持ちと、忘れていた海で遊ぼうという気持ちが高まって行くのがわかる
何年ぶりかに訪れたのに
うちに帰って来たみたいだった
心が洗われるなんてのはこんな感じかな
行きつけだった蕎麦屋に立ち寄り、雲海のそば湯割りと鴨そばを食べ
ちょっぴり名残惜しくも
横須賀を後にします。
2つ目の約束を果たす為に・・・
続く